この記事では、私が今年買って実際に使ってみた園芸用品の中から、おすすめの道具ベスト5を紹介していきます。
どれも庭DIYや芝生管理をする上で、間違いなく役に立つおすすめ製品です。どれも実際に購入して使っているものですので、何を買おうか迷っている方は是非参考にしてみてください。
第5位:京セラ(旧リョービ)電子芝刈機LM-2310
第5位は京セラ(旧リョービ)の「電子芝刈機 LM-2310」です!
私は去年までマキタのロータリー式芝刈機を使っていたものを、今年この芝刈機LM-2310に乗り換えました。実は前からLM-2310が気になってはいたところ、たまたまホームセンターで展示品半額セールをやっていたので即買いしちゃいました。
LM-2310の最大の特徴は、別売りのサッチング刃や根切り刃を装着することにより、これ一台で芝刈りだけでなくサッチング・根切りをすることも可能になることです。
今年の春はまだLM-2310を買う前だったので、手作業で芝生のサッチングをやりましたがまぁ大変でした。サッチングをやったことある人はわかると思いますが、サッチングは芝生の管理作業の中でも最もしんどい重労働の一つです。それが機械でやれるというのは、ものすごくありがたいですよね。私はすでに別売りのサッチング刃も購入済みですので、来春のサッチング作業が今から楽しみです。
LM-2310はもちろん通常の芝刈りもできますので、これ一台で何でもこなせる万能選手であることが強みです。とにかくサッチング作業を楽にしたい人だけでなく、万能型の芝刈り機が欲しいという人にもおすすめですよ。
第4位:トヨチュー らくらく液体肥料スプレイヤー AQUA+
第4位はトヨチューの「らくらく液体肥料スプレイヤー AQUA+」です!
スプレイヤーとは液体肥料や殺虫剤などの農薬を散布するときに使う道具です。ホースにスプレイヤーをつけて使うことによって、ホースから薬液を直接散布することができるようになるので散布の手間が大幅に省けます。
わが家の芝生は約20坪(70㎡弱)あり、ジョーロを使って薬剤を散布していたときは何回も水をくんで往復するのが面倒だったんですが、スプレイヤーを使うようになってからは作業がすごく楽になりました。
AQUA+の良いところは、2千円台と安価で必要十分な機能を備えているところです。値段の割に十分な性能なので、はじめてスプレイヤーを使う方や、あまり費用をかけずに薬剤散布の作業を楽にしたいという方にはおすすめです。
第3位:GARDENA 首振式スプリンクラー AquaZoom L
第3位はGARDENA(ガルデナ)の「首振式スプリンクラー AquaZoom L」です!
わが家では芝生の水やりを真面目にやると一回あたり30分~1時間ぐらいかかります。
真夏で雨が降らないと、それを毎日のようにやらないといけないのでとても大変だったのですが、スプリンクラーを購入してからは自動で水やりをやってくれるのですごく楽になりました。
ガルデナのAquaZoomの詳細解説や使用レポートはこちらの記事にまとめていますので併せてご覧ください。
第2位:京セラ(旧リョービ)電気カルチベータ ACV-1500
第2位は京セラ(旧リョービ)の「電気カルチベータ ACV-1500」です!
耕運機というと畑や田んぼで使うイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく庭DIYでも大活躍してくれます。
具体的には、庭に芝生を張るときや、花壇や植栽地帯を作るときの土壌改良に耕運機が使えます。土を耕す(掘り起こす)のに使えるのはもちろんですが、一度掘り起こした土にバーク堆肥・腐葉土・砂などの土壌改良資材を混ぜ込むときにも大活躍するんです。
一本の鍬で庭全体を耕すのって無茶苦茶大変なんですが、耕運機があれば圧倒的に楽ちんです。しかも、楽なだけじゃなくて手作業でやるより満遍なく土壌改良資材を混ぜ込むことができるので、鍬で耕すのがあほらしく感じるほどです。
そんな便利な耕運機にも弱点があります。一般的な耕運機はガソリン式なので、家庭で使うにはメンテナンスが難しかったり、駆動音がうるさいので近所に騒音が気になるなどの問題があるんです。
そのため、一般家庭で耕運機を使うなら、家電感覚で使えて音も静かな電気式の耕運機がおすすめですが、電気式の耕運機はガソリン式と比べてパワーが弱いという欠点があります。
しかし、京セラ(旧リョービ)の「電気カルチベータ ACV-1500」は、電気式なのにガソリン式と同等のパワーがあるので非常にパワフルです。もちろん使いやすさや音の静かさはガソリン式よりはるかに上なので、一般家庭で使う耕運機としてはピッタリの性能と言えるでしょう。
電気式の耕運機は初期費用こそかかりますが、「お金で時間と健康を買う」という意味で間違いなくおすすめです。
ただし、家庭菜園をやらない人にとっては継続して使う機会が少ないので、最初だけ使うのであれば購入せずにレンタルで済ませるというのも一つの方法です。逆に家庭菜園もやる人であれば、思い切って購入すると幸せなガーデニング生活を送れますよ!
第1位:浅香工業 金象印 穴掘り(複式ショベル)
第1位は浅香工業の「金象印 穴掘り」です!
「穴掘り」って何それ!?と思うかもしれませんが、正式な製品名が「穴掘り」なんですよ。
解説しますと、「金象印 穴掘り」とは縦穴掘りに使用するスチール製の複式ショベル(ダブルスコップ)です。
販売元の浅香工業さんは、創業360年を誇る『日本製ショベル・スコップ』のシェアNo.1メーカーです。
黒い部分がスコップの刃の部分で、銀色のパイプが持ち手になる柄の部分です。使い方はシンプルで、スコップの刃を地面に突き刺してから、刃を閉じて土をつかみ取ることで穴を掘っていきます。
「金象印 穴掘り」の良いところは、深い縦穴を人力で掘るのに特化した製品だというところです。
そもそもなんで深い縦穴を掘るのかというと、水はけが悪い庭やガチガチに固められた地面を土壌改良するためには、深い縦穴を掘るのがとても有効だからです。縦穴を掘ることによって土中の水や空気の流れを作り、土壌の通気性・透水性を高めることで植物が育ちやすいふかふかの土壌へと変化していくのです。
水はけが悪い庭の救世主ともいえる縦穴ですが、そんな縦穴の唯一の弱点は掘るのがとても大変だということです。通常の穴掘りで使う普通のショベル(剣先スコップ)で楽に掘れるのは、場所にもよりますがせいぜい深さ30~50cm程度までなので、深さ1mぐらいの穴を掘るのは相当しんどいというか普通は無理ゲーです。
しかし、「金象印 穴掘り」のような「複式ショベル(ダブルスコップ)」の道具があれば、私のような素人でも深さ1m以上の縦穴を15分ほどで掘ることができました。ハッキリ言って、「金象印 穴掘り」を一度使ってしまうと、これ無しで縦穴を掘ることはもう考えられないぐらい便利です。
「金象印 穴掘り」はプロの造園業者も使用する道具であり、日本製で頑丈なつくりなのでガシガシ使っても安心です。ネットのレビューでは製品が重い・柄が長くて使いにくいと指摘しているものもありますが、複式ショベルは製品の重さを生かして地面に刃を突き刺すものですし、柄の長さも深い縦穴を掘るときには必要になるものです。重心のバランスなどがうまく調整されており、非常に合理的で使いやすい複式ショベルだと私は感じました。
それにしても、製品名が“穴掘り”ってすごいネーミングだと思いません?ド直球にもほどがあります。浅香工業さんもよっぽど自信がなければ、この製品名はつけられないと思うんですよね。
ガーデニングや家庭菜園をするならば、最初だけじゃなくて今後も継続して複式ショベルを使う機会はあると思います。長く使うものだからこそ、しっかりしたつくりでガシガシ使える「金象印 穴掘り」は間違いなくおすすめできる道具ですよ。
まとめ
今回は私が実際に購入して使ってみたものの中から、おすすめの製品を紹介しました。
庭DIYや芝生管理をうまくやるコツは、省力化できるガーデニング用品を取り入れることです。
長く使える高品質・高性能な道具を使うところと、コスパ重視で選ぶところと、優先順位をつけて考えることをおすすめします。限られた予算の中でもメリハリをつけることによって、満足度が高い道具選びができるのではないでしょうか。
以上参考になれば幸いです。
(※今回の記事では2021年11月~2022年11月に私が購入した製品の中から紹介しました)