庭で使う水栓(蛇口)が一つしかないとめっちゃ不便じゃないですか?
水栓から普通に水を出して手を洗いたいのに、ホースが接続してあるせいで使えなくて困ることってありますよね。家族からのクレーム案件にもなりがちではないでしょうか。
かと言って、ホースを使うたびに水栓にホースを毎回つけたり外したりするのもめんどくさいですし。
不便だから水栓を増やしたい!というわけで、水栓に後付けできる樹脂製の分岐水栓(蛇口コネクター)をつけて使ってたんですが、ホースに引っ張られてメインの水栓が斜めになっちゃって使いにくいんですよ。
分岐水栓(蛇口コネクター)も便利は便利なんですけど地味にストレスがたまるので何かいいアイテムはないかと調べていたらいいものを見つけました。
その名も二口水栓!普通は一つしかついていないはずの水栓が二つもついているプレミアムな水栓があるじゃないですか。カクダイというメーカーから販売されている「ガーデン用万能ホーム双口水栓(二口水栓)」という製品です。
結構いいお値段するのでちょっと迷ったんですが、思い切って二口水栓に交換してみたらめちゃくちゃ快適になりました。
これから家を新築するなら絶対に最初から二口水栓にします。あと外水栓は玄関前だけじゃなくて、家庭菜園横と裏庭にもつけます。まじで。水栓なんていくつあっても困らんからね。
話が少し脱線しましたが、外水栓を二口水栓にするのはとてもおすすめなので、詳しく解説していきたいと思います。
分岐水栓が不便で困っている方や、二口水栓に興味がある方は是非最後までご覧ください!
二口水栓(双口水栓)をおすすめする理由
二口水栓(双口水栓)とは?
二口水栓とは水の排出口が2つある蛇口のことです。双口水栓ということもありますが基本的に同じものです。
二口水栓の最大のメリットは、1つの蛇口にガーデニングホースを繋ぎっぱなしにしておいても、もう1つの蛇口から水を出せることです。
蛇口が1つしかないと、ガーデニングホースを使うたびにいちいち繋いだり外したりしないといけないので、地味にストレスがたまりますよね。
蛇口が2つあるとガーデニングホースも普通の蛇口も使いたいときにサッと使えるのでとても快適です。
芝生・ガーデニングや家庭菜園が趣味の方には二口水栓はとてもおすすめですよ。
外水栓を二口水栓(双口水栓)に変更する方法
水栓を交換する手段としては、専門業者に頼むか自分でDIYするかの二択になります。
これから家を建てるという方は、最初から外水栓を二口水栓にしてもらえば良いんですが、既に普通の水栓がついているという方はどうすれば良いのでしょうか?
実は水道の水栓は後から交換することが可能なので、後からでも二口水栓に交換することが可能です。うちの水栓はもともとこんな感じでしたが、ちゃんと交換することができましたよ。
水栓を交換する方法は、簡単に言うと水道の元栓を締めてから既存の水栓を外して新しい水栓を取り付けるだけです。
こう聞くと誰にでもやれそうな気がしますが、素人がやると既存の水栓を取り外すときに水栓の根元が折れて外せなくなってしまったり、取り替えた水栓から水漏れがするなどの問題が生じるリスクがあります。
私は失敗したときのリスクと費用を天秤にかけた結果、専門業者に水栓の交換をお願いしました。
作業自体はDIYでも可能ですので、ご自身の経験・スキルと予算に応じて検討してみてください。
おすすめのガーデニング用の二口水栓(双口水栓)
私がおすすめする二口水栓は、カクダイのガーデン用万能ホーム双口水栓 です。
二口水栓を選ぶポイントは、まず屋外用の水栓を選ぶことです。
水栓には屋内用と屋外用があります。正直なところ何が違うのかは私には分かりませんが、よく分からなければ素直に屋外用を選んだ方が良いでしょう。
次のポイントは、ホーム水栓と呼ばれる360度回転するタイプの水栓とガーデンホース接続用の固定水栓の組み合わせになっている水栓を選ぶことです。
二口水栓を導入する最大の目的はホースを繋ぎっぱなしにしておくことなので、最初からホースを接続することを想定した作りの水栓を選ぶことをおすすめします。
また、もう一つの水栓は通常の水栓として使用することになるので、角度を変えられるホーム水栓タイプが便利ですよ。
そして、この2つのおすすめポイントを満たす水洗として私が選んだのが、カクダイのガーデン用万能ホーム双口水栓です。
カクダイは水道用品の中でも水洗金具と器に特化した、ニッチでユニークな製品を販売している日本企業です。
カクダイのガーデン用万能ホーム双口水栓は、まさに私が希望していた条件を満たす水栓でしたので、外水栓に悩んでいる方は是非一度見てみてください。
外水栓をガーデニング用の二口水栓(双口水栓)に交換してみた
外水栓の交換を水道工事業者にお願いした理由
上でもお伝えしたとおり、私は外水栓の交換はDIYではなくプロの水道工事業者にお願いしました。
ネットで検索すると自分で水栓を交換したという人はたくさんいますので、DIYで水栓を交換すること自体は可能だと思います。
それではなぜ私がプロに水栓交換をお願いしたかというと、DIYで失敗したときの損害が大きいと考えたからです。
うちの外水栓は独立した立水栓ではなく、建物の壁に水栓が直接ついているタイプです。
そのため、もし水栓の取り外しに失敗してしまうとリカバリーが大掛かりになったり、取り付けが甘くて壁の中で漏水したりするリスクを避けたかったのです。
実際にプロに頼んでみたところ、手際よく水栓を取り外し、しっかりと二口水栓を取り付けてくれました。
やはりプロに頼むと安心感が違いますので、水栓交換に失敗するのが怖いという方はプロに頼むことをおすすめします。
外水栓の交換にかかった費用
私が外水栓を二口水栓に交換するのにかかった費用は以下のとおりです。
二口水栓の購入費用(楽天市場) | 6,187円 |
水栓の交換費用(プロに依頼) | 7,000円 |
合計 | 13,187円 |
二口水栓は私が購入したカクダイのガーデン用万能ホーム双口水栓の値段です。私は二口水栓をネット通販で購入し、交換作業のみをプロに依頼(いわゆる施主支給)しましたが、業者によっては施主支給を断られる可能性もありますので、事前に確認してから購入することをおすすめします。
水栓に後付けできる樹脂製の分岐水栓が1,000~2,000円程度で販売されていることを考えると、二口水栓は高いと感じる方も居られると思います。実際に、樹脂製の分岐水栓の耐用年数を約5年と仮定すると、二口水栓の初期投資の元を取るには20年以上かかる計算になります。
そのため、コスパを重視するのであれば既存の外水栓に樹脂製の分岐水栓をつけることをおすすめします。樹脂製の分岐水栓だってあるのとないのとでは全然違いますし、低コストで快適になる優秀なアイテムだと思います。
一方、最初に付け替えてしまえば長年使えて使い勝手も向上する二口水栓は、長期的な目線で考えれば樹脂製の分岐水栓よりも優れています。
樹脂製の分岐水栓は、経年劣化や冬季の凍結などによる割れが発生するため、一定の年数毎に買い替える必要がありますが、金属製の二口水栓にはそういう心配がありません。
分岐水栓からの水漏れに悩まされている方や、樹脂製の分岐水栓がホースに引っ張られて傾いてしまい使いにくいと感じている方は、二口水栓に交換すると非常に快適になりますよ。
日々の地味なストレスがなくなりますので、私は二口水栓に交換して本当に良かったと感じています。同じ悩みを持っている方は是非検討してみてください。
DIYで水栓を交換する場合の注意点
私はプロに水栓交換をお願いしましたが、せっかくなのでDIYで素人が水栓交換できるものなのかどうかプロに聞いてみました。
工具さえあればできなくはないけど、古い水栓だと外す前に折れちゃうことも多いのよ。うちは20年以上やってるから感覚で(折れそうかどうかが)わかるけど、力加減が難しい。(水栓が折れてしまって)どうしようもなくなって泣きついてくる人もいるよ。
力任せに一気に体重をかけると折れることがあるから、こうやって均一に力をかけながらゆっくり回すのがコツだね。
ということでした。DIYで水栓を交換しようと考えている方は参考にしてみてください。
まとめ
外水栓をカクダイのガーデン用万能ホーム双口水栓(二口水栓)に交換したまとめです。
- 外水栓にガーデニングホースをつけたり外したりするのがめんどくさいと感じる方には、カクダイのガーデン用万能ホーム双口水栓(二口水栓)がおすすめ。
- 二口水栓は水栓に後付けする樹脂製の分岐水栓と違い、水栓がホースに引っ張られて斜めになることがないので使い勝手が良い。
- 水栓交換は失敗したときのダメージが大きいので、交換作業はプロに頼むのがおすすめ。
- DIYで水栓交換する場合は、力任せに一気に体重をかけると折れることがあるので均一に力をかけながらゆっくり回すのがコツだそうです。
分岐水栓からの水漏れに悩まされている方や、樹脂製の分岐水栓がホースに引っ張られて傾いてしまい使いにくいと感じている方は、二口水栓に交換してみてください。とても快適になりますよ。