庭DIYする部分とプロにお願いする部分の線引き

庭のDIYを考えている方は、どこまでの部分をプロである外構業者(造園業者)にお願いして、どこからDIYするのかを迷われるのではないでしょうか。人それぞれ考え方はあるかと思いますが、私の考えは以下の通りです。

<プロにお願いする部分>
① 自分では施工できないもの=物理的に不可能
② 自分で施工できるけれどすごく大変なもの=労力・時間の節約

①は、例えば重機を使って土間コン(コンクリートの床)を解体したり、既存樹木の伐根や重たい庭石・フェンスなどの構造物を除去するなど、素人には物理的に不可能または仕上がりが不十分になる可能性が高いものです。電気工事などの専門知識・資格がないと施工できないものも含まれます。

②は、例えば客土(新しく土を入れる)・残土処分(既存の土を捨てる)・整地転圧など、量にもよりますが自分でやろうと思えばやれるけどすごく労力や時間がかかるものです。これはやる気と体力さえあればDIYでカバーできる部分です。時間的な問題については、新居で直ぐに必要となる駐車スペースやアプローチは業者に頼み、その他の庭部分はゆっくりDIYしていくという選択肢もあります。

我が家の場合は、旧庭の解体工事の他、庭の水はけ改良工事、駐車スペースやアプローチ部分の施工などは外構業者に頼みました。自分で施工できない部分や、生活に必要不可欠な部分は業者に頼み、それ以外の部分は自分好みにゆっくり庭DIYしていく方針です。

私が家を建てる前、元々の庭にはサツキやハナミズキなどの樹木が何本も植わっており、大きい庭石や鉄製のぶどう棚なども残っていました。しかし、子どもが遊ぶ際に邪魔になること、家庭菜園のスペースを設けるなど自分好みの庭にしたかったことなどから、解体業者にお願いして古家を解体する際に庭も一緒に更地にしてもらいました。


更地にしてすっきりしたのは良かったのですが、解体工事の際に庭の表土を削ったことで元々の粘土質の地盤が剝き出しとなってしまいました。さらに、その後の建築工事中に重機や人が出入りすることで庭全体が凸凹になり、雨が降っても敷地外にうまく排水されないまま何日経っても水が引かないという最悪の状況になってしまいました。


これはとても自分の手には負えないと感じたので、知り合いの外構業者さんに相談したところ、暗渠排水工事を行うとともに、表土に真砂土を入れて整地することにより表面排水機能を改善してもらうことになりました。


工事の効果はてきめんで、雨が降っても水たまりが残ることはなくなり、その効果にとても感動したことを覚えています。DIYでは再現できないので、まさにプロにお願いして良かったと思います。

<プロにお願いする部分>
① 自分では施工できないもの=物理的に不可能
② 自分で施工できるけれどすごく大変なもの=労力・時間の節約

庭DIYする部分とプロにお願いする部分の線引きで迷われている方は、このポイントを忘れずに検討してみてください。



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