カルスNC-Rの効果が本当にあるのかメリット・デメリット検証してみた

「最近YouTubeやSNSでよく見かける『カルスNC-R』って本当に効果があるの?」

と半信半疑になっている方へ、カルスNC-Rの効果が本当にあるのかどうかガチで実験してみました。

今回の記事では、そもそもカルスNC-Rとは何なのか、カルスNC-Rはガーデニングに使えるのか、実際にカルスNC-Rを使って実験してみた結果を解説していきます。

  • 実験開始からわずか3週間で1つめの大きな変化がありました!
  • 実験開始から2ヶ月でカルスNC-Rの効果がはっきりとわかりました!
  • 実際にカルスNC-Rを使ってみることで使用時の注意点が確認できました!
  • 今後もわかったことはどんどん追記していきます!

カルスNC-Rに興味はあるけど、本当に効果があるのか不安なので買うかどうか迷っているという方は、是非最後までご覧ください!

目次

カルスNC-Rとは?

カルスNC-Rとは「土壌改良資材・複合微生物資材」です。

カルスNC-Rは微生物の活用による土づくりを行うための資材です。農業・畜産の現場だけではなく、家庭菜園や家庭の芝生での活用も広がっています。

最近はYouTubeやSNSでカルスNC-Rが話題になることも多いですが、カルスNC-Rは1983年の販売開始から40年近く売られているロングセラー商品なんですね。

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カルスNC-Rの特徴は以下の通りです。

  1. カルスNC-Rの施用により、土壌の微生物相が改善され、作物の生育に適した栽培環境が作られます。
  2. 生の有機物を利用した土づくりにより、土壌の生物性が改善され、通気性・保水性・排水性の向上が期待できます。
  3. カルスNC-Rに含まれる微生物の働きにより、根圏環境が改善され、連作障害に対する副次的な軽減効果が期待できます。

(引用:リサール酵産株式会社WEBサイト)※文字装飾は当サイトが加えたものです。

カルスNC-Rはガーデニングに使えるのか?

カルスNC-Rといえば、農業・畜産のプロにも愛用されている「土壌改良資材・複合微生物資材」です。

最近はYouTubeやSNSで、家庭菜園・コンポスト・芝生でカルスNC-Rを活用している事例が多々発信されており、雑草・残渣や生ごみを分解してくれるイメージが強いかもしれませんね。

それでは、カルスNC-Rは花壇やプランターで草花や木を育てるガーデニングにも使えるのでしょうか?

答えはもちろん「カルスNC-Rはガーデニングにも使うことができます」

カルスNC-Rの製造販売元であるリサール酵産株式会社のWEBサイトにもガーデナー向けの特設ページがあり、植物残渣や古土の再利用事例が紹介されていますので、興味のある方は一度確認してみてはいかがでしょうか。

【実験中】カルスNC-Rの効果を検証してみる

カルスNC-R実験の目的

「カルスNC-Rがガーデニングにも使えるのはわかったけど、具体的にどういう効果があるの?」

カルスNC-Rには色んな効果があると言われていますが、ガーデナーがカルスNC-Rに期待する効果には、主に以下の3つがあると思います。

  1. 植え付けた草花(樹木)の成長促進
  2. 残渣・落ち葉・雑草などの分解及び再利用
  3. 古土の再生及び再利用

大雑把に言うと、植物の生育状況が良くなること(1)、ゴミの削減・リサイクル(2と3)の二種類になります。

とはいえ、カルスNC-Rに使われている微生物は目に見えないほど小さいので、本当にカルスNC-Rの効果があるのかどうか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで、本当にカルスNC-Rの効果があるのかどうか実験して自分で確かめたいと思います!

今回の実験では、カルスNC-Rに期待する効果の内、「植え付けた草花の成長促進」に絞って検証したいと思います。


今回紹介する実験は、芝生YouTuberの『つりきっぷ』さんが主催するLINE OPENCHAT『カルス相談室』内で、つりきっぷさんからカルスNC-Rを使った実験への参加者募集の呼びかけがあり、それに私が応募する形でスタートしました。

カルスNC-Rの使用方法や実験のやり方については、つりきっぷさんにも相談の上で進めています。また、つりきっぷさんから実験で使用するカルスNC-Rの製品を提供していただきました。ありがとうございます!

つりきっぷさんは、カルスNC-Rを使った土作りの他にも、『低予算』『小作業』での芝生管理などについて情報発信されていますので、興味のある方はYouTubeチャンネルをご覧ください。

カルスNC-R実験のやり方

用土以外は同条件にした複数のプランターに同種類のビオラを植えて育てることにより、用土によってビオラの成長具合(株の大きさや花の数など)に差が出るかどうかを実験します。

具体的な条件は以下の通りとします。

<使用するプランターの条件>

450型プランター(ポリプロピレン製) 容量約7L にビオラ2株を植えて育てる
プランターは3つ用意し、それぞれ下記A・B・Cの異なる3種類の用土を使用する

<使用する用土の条件> ※○がついている資材のみブレンドして使用します

赤玉土培養土もみ殻米ぬかカルス硫安
A
B
C

Aは赤玉土小粒と園芸用培養土を1:1の比率でブレンドしたもの(基本の園芸用土)
BはAにもみ殻200gと米ぬか200gを追加したもの
CはBにカルスNC-R100gと硫安100gを追加したものとします

※各資材の量については「カルスNC-Rパンフレット『ラクラク簡単土づくり プランター編』」より参照
※鉢底石は使用しません

AとB・Cの比較により、基本の園芸用土と土壌改良した用土とで成長に差がでるかどうかを検証します。
BとCの比較により、カルスNC-Rの有無によって成長に差がでるかどうかを検証します。

なお、用土による成長の差をわかりやすくするために、実験では元肥となる施肥は使用しません。通常カルスNC-Rを使用する場合は、土壌改良に使う資材の他に元肥用の肥料を別途追加する必要がありますのでご注意ください。

カルスNC-Rと同時に使用する「硫安」は、カルスNC-Rの微生物が活動する際に必要な窒素等を供給するために使用するものであり、作物の肥料ではありません。

<その他の実験条件など>

  • プランターは屋外のなるべく日当たりが良い場所で育てる
  • 水やり、花がら摘み、雑草取りなど必要なお手入れは適宜行う
  • 原則として追肥は行わない(追肥する場合は都度明記する)

カルスNC-R実験の経過記録【随時更新】

<12月26日> 実験準備:土作り

実験を開始する前の準備として、実験に使用する用土の土作りを行います。

カルスNC-Rを使用する場合は、土作りをして1~3週間おいてから草花を植えることが推奨されています。

市販の培養土のように、土を入れて直ぐに草花を植えられるわけではないので注意してください。

今回使用するカルスNC-Rは、昨年開催されたイベント「花友フェスタ」で限定販売された、粒タイプカルス100gパッケージ製品(粒状カルス)です。中身は通常販売されている粒状カルスと同じものです。

写真中央~上部に写っている大きめの丸い粒が粒状カルス、写真下部に写っている小さい粒は硫安です。

ちなみに、カルスNC-Rには粉タイプと粒状タイプの二種類がありますが、どちらを使用してもOKです。

現在販売されている製品は、粉タイプのカルスNC-Rは1kg入りと10kg入りの2種類、粒状タイプのカルスNC-Rは10kg入りのみの販売となっているので、家庭菜園で使用する場合は1kg入りの粉タイプが便利です。面積が広い場合は、お得な10kg入り製品の粉タイプまたは粒状タイプから好みの方を選ぶことをおすすめします。

A:赤玉土と培養土のみ(基本の園芸用土)
Aの拡大写真
B:基本の園芸用土+もみ殻+米ぬか
Bの拡大写真
C:基本の園芸用土+カルスNC-Rセット
Cの拡大写真

実験に使用するA・B・Cそれぞれの用土を配合してプランターに入れました。

カルスNC-Rを使って土作りをする際は、用土を配合したあと忘れずにたっぷりと水やりしてください。カルスNC-Rに水分を与えることによって微生物の活動が活発になります。

今回の実験では、条件を揃えるためにA・B・C全てのプランターにたっぷりと水やりをした後、1週間おいてからビオラを植え付けて実験を開始することにしました。


<1月1日> 実験開始:ビオラ植え付け

A:赤玉土と培養土のみ(基本の園芸用土)
A:ビオラ植え付け&水やり後
B:基本の園芸用土+もみ殻+米ぬか
B:ビオラ植え付け&水やり後
C:基本の園芸用土+カルスNC-Rセット
C:ビオラ植え付け&水やり後

土作りから約1週間経ちましたので、ビオラを各プランターに2株ずつ植え付けました。

今回選んだビオラは、Maison de Viola(メゾンドビオラ)『青魔導士』という品種と、白色の小輪ビオラ(品種不明)です。『青魔導士』はくすんだ青系のニュアンスカラーが美しく、珍しい色合いが気に入って選びました。

ビオラを植えてたっぷりと水やりをしたら、なるべく日当たりの良い場所で育てます。

ビオラの花が満開になるのを楽しみにしながら実験結果を見守っていきたいと思います。


<1月15日> ビオラ植え付けから2週間・実験開始から3週間で1つめの大きな変化がありました

A:赤玉土と培養土のみ(基本の園芸用土)
B:基本の園芸用土+もみ殻+米ぬか
C:基本の園芸用土+カルスNC-Rセット

元旦にビオラを植えてから2週間が経ちましたが、冬場で気温も低い時期ということもあり、どのプランターもビオラの成長はあまり見られません。ここまでの実験で感じたことは以下の2つです。

  1. BとCのプランターはAのプランターよりも土が乾きやすい
  2. Cのプランターの土の表面に白いカビが発生(1月15日確認)

まず、BとCのプランターはAのプランターと比べて、土が明らかに乾きやすい特徴が見られました。

土が乾燥しやすい原因は、用土にブレンドした「生のもみ殻(籾殻)」の影響だと考えられます。分解されていない生のもみ殻には水をはじく特性(撥水性)があるため、大量にブレンドすると用土の保水性が悪くなります。

もみ殻は固い有機物であり、自然に分解されるまでには年単位の時間が必要です。もみ殻とカルスNC-Rと同時に使えば、固いもみ殻も6~10ヶ月程で分解されるそうですが、それでも土作りをした当初は用土の保水性に注意が必要です。

畑や庭に地植えする場合と比べて、プランターなど鉢植えにする場合は水切れを起こしやすいため、カルスNC-Rと一緒にもみ殻をブレンドする場合は植え付け直後から水切れを起こしていないか気を付けておくと安心でしょう。

とはいえ、もみ殻も既定の使用量であれば極端に土が乾燥することはないので、定期的に観察して土が乾いていたら水やりをすれば問題はありませんよ。

次に、Cのプランターの土の表面に白いカビが発生していることを確認しました。

これが実験開始から3週間で起きた1つめの大きな変化です。

C:基本の園芸用土+カルスNC-Rセット
Cの拡大写真

カルスNC-Rを使用していないAとBのプランターでは白カビは発生していないこと、Cと同じ土を使っている別の鉢植えでも同じ白いカビが発生していたことから、この白カビはカルスNC-Rが原因で発生した可能性が高いです。

カビが生えたというと不安に感じる方が多いかもしれませんが、カルスNC-Rを使用した直後に発生する白カビは悪いものではありませんのでご安心ください。実はカルスNC-Rを使ったら土にカビが生えたというのは珍しいことではありません。

白カビが発生するのは、カルスNC-Rに含まれる微生物の活動が活発になっているからであり、むしろカルスNC-Rが正しく機能している証拠なんですね。

さて、今回はカルスNC-Rで土作りをしてから白カビが発生するまで約3週間かかりました。今回の実験では、土作りをしてから微生物の活動が活発になるまで約3週間かかったということです。

これについて、カルスNC-Rの製造販売元であるリサール酵産株式会社様に確認したところ、「冬場は気温が低く微生物の立ち上がりが鈍くなるので、カルスNC-Rで土作りをしてから植え付けまでは長めに2~3週間ほど空けたほうが良い」というアドバイスをいただきました。

冬場の寒い時期にカルスNC-Rを使うこと自体は問題ないのですが、微生物の活動には適度な温度と水分があることが重要なので、寒い時期は暖かい時期に比べて植え付けまでの期間を長く確保したほうが良いとのことです。

微生物が活動しだす前に植え付けをすると、発酵障害により作物・草花の根が傷んでしまう可能性があるため、カルスNC-Rを使用するときは土作りから定植までの期間を適切に確保しましょう。

【参考情報】

冬場の寒い時期や乾燥した時期に「カルスNC-R」を使用したいのですが、温度(気温)や水分について、この微生物資材は大丈夫ですか?

「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」に含まれている微生物を活発に働かせるためには、温度や水分は重要なポイントです。この資材は、土中堆肥化を基本的な使用方法としてお勧めいたしておりますので、地温15~35℃(地下15㎝~18㎝位の深さ)が最適です。この時の土壌の水分は、適度に湿っていれば問題はありません。極端な低温でなければ地温14℃以下でもご利用いただけます。ただし、「は種や定植」までの作業スケジュ-ルを調整し、通常以上に時間をあけていただければ(=微生物が活発に働き始めるための時間かせぎ)、初期障害などの失敗はありません。 また、土が乾く場合は、潅水(雨水も可)などを行い極度の乾燥は避けてください。

(Q&A部分 引用:リサール酵産株式会社WEBサイト

ともあれ、今回の実験でもカルスNC-Rの微生物が活動しだしたようなので、今後の効果に期待したいと思います。


<2月18日> ビオラ植え付けから7週間経過

ビオラの植え付けから約1ヶ月半が経ち、生育状況に明らかな差が出てきました。

A・Bのプランターは株の大きさが植え付け当初からそれほど変わっておらず、葉の色もあまりよくありません。

一方、カルスNC-Rを使用したCのプランターは、A・Bのプランターと比べて株の大きさが一回り以上大きく育っています。葉の色やツヤも良く、健康的に成長していることがわかります。


<3月4日> ビオラ植え付けから2ヶ月経過

ビオラの植え付けから2ヶ月となる3月頭には、さらに生育状況の差が大きくなってきました。

ここまでの実験より、カルスNC-Rを使用して土作りをしたプランターは、他のプランターに比べて明らかにビオラの生育状況が良いことがわかりました。

カルスNC-Rを使用したCのプランターは、今回の実験の中では最も生育状況が良かったです。

A・Bのプランターと比べると、株の大きさ・葉の色やツヤなどが全く違うことがよくわかります。

市販の培養土のみで育てているAのプランターは、植え付け当初からあまり成長が見られません。

左側のビオラ(青魔導士)はなぜか徒長気味に育っています。日照条件や水管理は他のプランターと同じなので、これはビオラの個体差の問題かもしれません。

培養土に米ぬかと籾殻を加えて土作り(カルスNC-R無し)したBのプランターは、暖かくなるにつれて成長が見られるようになってきました。

しかし、カルスNC-Rを使用したCのプランターと比べると、ビオラの成長具合に歴然とした差が見られますね。

以上の結果より、プランターの用土によってビオラの成長具合に大きな差が出ることがわかりました。

さて、これからもビオラの観察は続けていきますが、今回の実験では植え付け時に元肥の肥料を入れていないこともあり、花付きが控えめになっています。

そのため、これからは液肥(ハイポネックス原液)を2週間に1回のペースで与えながら観察を続けていきたいと思います。ハイポネックス原液は色んな草花に使えて、使いやすい液肥なのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。

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これから春本番を迎えてビオラが満開になるのが楽しみです。


以降の実験結果は次回更新をお待ちください

カルスNC-R実験で使用した製品の紹介

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米ぬかは購入する以外にも、コイン精米所から無料でもらえる場合があります。

米ぬか・籾殻の入手方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

※リンク先の製品は、実験で使用した製品と同等品を含みます。

カルスNC-Rの購入方法

カルスNC-Rはネット通販で購入することをおすすめします。

ホームセンターや園芸店では一部の限られた店舗でしかカルスNC-Rは販売されていません。最近はカルスNC-Rを取り扱う店舗も少しずつ増えてきてはいますが、確実にカルスNC-Rを購入するためにはネット通販がおすすめです。

カルスNC-Rは他の土壌改良資材と比べて短期間で効果があらわれやすい資材ですが、それでもカルスNC-Rを使ってから草花を植え付けるまでには約1~3週間ほどの期間が必要です。

せっかくお気に入りの花の苗を買ってきたのに、土の準備ができていなくて植えられないのを避けるためにも、土壌改良は期間に余裕をもって取り組むことが重要です。

最近はカルスNC-Rに対する注目度も上昇しており、一時的に欠品状態となり購入したくても購入できないことがあります。使用する直前ギリギリにネットで購入しようとすると予定に間に合わないということもあり得ます。

カルスNC-Rは未開封状態であれば製造後約2年間は保存が効く(開封後は6ヶ月以内に使い切ることを推奨)とされていますので、カルスNC-Rは時間に余裕をもってネットで注文しておくことを忘れないようにしましょう。

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