マホニアコンフューサの植え付け@雑木の庭の低木

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マホニアコンフューサの魅力

マホニアコンフューサは育てやすく色んなテイストの庭に合うことから近年大人気の常緑低木です。

マホニアコンフューサはヒイラギナンテンの園芸品種ですが、葉は柔らかくヒイラギのようなトゲもありません。細長くスタイリッシュな葉はエスニックな雰囲気もあり、和風・洋風・アジアンテイストいずれの庭にも馴染みます。もちろん雑木の庭の低木として植えてもバッチリ合いますよ。

マホニアコンフューサは葉だけではなく、黄色い花やブルーベリーのような実も楽しめます。花は4~5月と10~12月頃に咲くのですが、晩秋の時期に咲く花は少ないので重宝します。

マホニアコンフューサは日向を好む植物ですが半日陰でも問題なく育ちます。やや乾燥を嫌うため、西日がガンガン当たって乾燥する土地よりも、雑木の庭の木漏れ日が差す環境に適しています。

また、成長が遅いので毎年の剪定は必要なく、たまに樹形を整えるために剪定するぐらいです。暑さ寒さに強く病害虫の被害もほとんどないので、非常に育てやすいローメンテナンスな庭木といえます。

マホニアコンフューサの植え付け

今回は通気浸透水脈DIYで作った雑木エリアの築山に植え付けます。

雑木エリアの背景は無機質なコンクリートブロック塀なので、亜高木のアオダモとソヨゴの裏側にマホニアコンフューサを植えて奥行を出したいところです。

まず、植え付けする場所のマルチングをどかして植穴を掘っります。植穴は縦横ともに根鉢の2倍の大きさを目安に掘っていきます。

ここは粘土質の残土を使って築山した場所ですが、バーク堆肥を砂を投入して土壌改良したので掘るのはかなり楽でした。

植穴を掘ったら培養土で半分ほど埋め戻します。元肥(草木を植えるときに最初に入れる肥料)は培養土に含まれている分で十分です。

たまたま培養土のストックがあったのでそれを使いましたが、赤玉土や腐葉土を使っても勿論問題ないですよ。

粘土質の土壌に木を植えるときは、必ず高植えにして水はけを良くする必要があります。

一般的に、根鉢に麻布が巻かれている場合はそのまま植え付けます。麻布はいずれ腐って土に還ります。

木を植えるときの木の向きについてですが、木の“表向き”と“裏向き”に絶対的な正解はありません。実際に木を置いてみて、自分が一番しっくりくる向きで植え付けます。

近くから見るだけではなく、遠くに離れて見たり、色んな方向から確認して向きを調整すると良いですよ。

木の向きが決まったら根鉢に土を被せて踏み固めます。あとはマルチングをしてたっぷり水やりすれば植え付け完了です。

マホニアコンフューサの入手方法

マホニアコンフューサはホームセンターや園芸店でもよく売られているので簡単に入手できます。

値段は小さい苗だと1,000円以下、今回私が植えた大きめの苗(高さ50cm程度)でも1,780円と手ごろな価格です。

マホニアコンフューサを選ぶときは葉っぱが健康な苗を選びましょう。マホニアコンフューサは育てやすい部類の植木ですが、店頭で長期間売れ残っていたり放置されているものは葉っぱに元気がありません。冬場は乾燥して紅葉しがちなんですが、あまりにも黄色い葉っぱが多かったり、葉っぱが茶色く枯れこんでいるような苗は避けてください。

近所で良い苗が売ってない場合は通販でネット購入するという方法もあります。

育てやすく雰囲気の良いマホニアコンフューサは色んなお庭に合う“名脇役”としてお勧めですよ。



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