DIY初心者が雑木の庭づくりの計画を考えるのに最適な書籍2選

DIY初心者が雑木の庭づくりを成功させるためには、庭づくりの計画をしっかり考えることが重要です。

計画を立てずに突っ走ってしまうと、後からこんなはずじゃなかった…となりがちです。失敗を恐れる必要は全くありませんが、どうせならなるべく効率良く作業を進めたいですよね。そのためには計画を立てることが大切です。

そうはいっても、計画の立て方がわからないという方も多いと思います。そこで、私が実際に購入して読んだ本の中から、この本はすごく役に立った!という本を紹介したいと思います。今回は『DIY初心者が雑木の庭づくりの計画を考えるのに最適な書籍』2冊とおすすめする理由を紹介いたします。

庭づくりの計画を立てるためには、最初に作りたい庭の方向性を決める必要があります。「雑木の庭」とはどういうものなのか具体的なイメージがわかないという方は、以下の記事から読んでみてください。

DIY初心者が雑木の庭の基本を学ぶのに最適な書籍1選

目次

『手間いらずで一年中美しい 樹木とリーフで小さな庭づくり』

『手間いらずで一年中美しい 樹木とリーフで小さな庭づくり』

 監修:安元祥恵

DIYで庭づくりをするためのプランの立て方を学ぶことができる

『手間いらずで一年中美しい 樹木とリーフで小さな庭づくり』は、庭づくりの中でも植栽に特化したDIY初心者向けハウツー本です。

例えば木を植えたいと思ったときに、「木の植え方」を調べるだけであればネットで簡単に情報を得ることができますが、適当に木を植えていてはまとまりのない庭になってしまうかもしれません。統一感を出そうと思ったら、やはり最初に計画を立てて、そのプランに沿って進めることが大切です。

この本では、プランニングから始まり、植栽計画の立て方、樹種の選び方、木の植え方など、順を追って解説されているので、DIY初心者がプランの立て方を学ぶにはうってつけの内容と言えるでしょう。

実例写真に写っている植物の名前が全て記載されている

庭関連の本を読んでいると、「すごく素敵だけど素人にはとても真似できないような庭」しか紹介されていないことがあります。そういう本は見て楽しむにはいいんですが、DIYの参考にはならないことが多いです。

一方、『手間いらずで一年中美しい 樹木とリーフで小さな庭づくり』では、和風の庭から洋風の庭まで幅広いテイストの等身大の庭の実例が紹介されています。

しかも、実例写真に写っている樹木や下草の名前が全て記載されているので、「この写真良いな」と思ったときにどんな植物なのか直ぐ調べることができます。植物の写真を単体で見るのと、植栽群の実例の写真を見るのとでは、印象が異なることも多いので計画を立てるときは出来るだけ多くの実例を見た方がいいです。写真はいっぱい載っているけど植物の名前がわからなくて参考にならない本もあるんですが、この本は親切に設計されており参考にしやすかったです。

おすすめの庭木・リーフのデータが154種類も載っている

おすすめの庭木・リーフのデータ掲載数が154種類とかなり多く、全種類写真付きで紹介されています。なかでも庭木が92種類と非常に多いのが特徴的です。

私が植栽計画を立てるときは、ネットで植物の情報をひとつずつ調べるより、おすすめ植物がいっぱい載っている書籍を斜め読みした方が圧倒的にやりやすかったです。気になる植物が見つかれば、詳しい情報はそれこそネットで調べるなりなんなりできるので、植栽計画に迷っている方は是非試してみてください。

『美しい庭が一年中楽しめる 日陰をいかす四季の庭づくり』

『美しい庭が一年中楽しめる 日陰をいかす四季の庭づくり』

 監修:宇田川佳子・斉藤よし江・田口裕之

日陰の庭づくりの基本を学ぶことができる

雑木の庭では樹冠を構成する高木が木陰を作り、その木陰で低木や下草が健全に育つような環境を作っていくので、人工的に日陰を作る庭づくりといえます。洋風のシェードガーデンやナチュラルガーデンと重なる部分も多いです。

『美しい庭が一年中楽しめる 日陰をいかす四季の庭づくり』は日陰の庭に特化した内容になっており、日陰の良さを生かした、日陰だからこそできる庭づくりのノウハウが豊富に紹介されています。日陰を「暗い日陰」「明るい日陰」「半日陰」に分類するという考え方はわかりやすく、雑木の庭の植栽計画を考える上でも重要なポイントを学ぶことができます。

「日陰で使える植物図鑑」100種が圧倒的

この本の一番の見どころは日陰向きの植物100種類を紹介する「日陰で使える植物図鑑」です。内訳としては中低木も一部ありますが、下草のボリュームが多く重点的に紹介されています。

全42ページになる「日陰で使える植物図鑑」では、ひとつひとつの植物が大きくて綺麗な写真を添えて紹介されており、見ているだけでも楽しくなってきます。もちろん内容面も充実していますよ。

ひとくちに日陰で使える植物といっても、本来は日向を好むが半日陰でも育つ植物と、日差しが苦手で暗い日陰が適している植物では、必要な日照条件が全然違いますが、「日陰で使える植物図鑑」では植物毎に必要な日照条件が明記されているので非常にわかりやすいです。また、草丈や株張りの目安も記載されているので、将来の成長目安も把握できます。

総じて「日陰で使える植物図鑑」は非常に親切でわかりやすい内容になっており、雑木の庭やシェードガーデンなどの日陰の植栽計画に悩んでいる方へは間違いなくおすすめです。

まとめ

今回紹介した本は、庭DIY初心者の私の目線から見て、庭づくりのプランニングや植栽計画を考えるのに役に立ったものです。DIY計画を考えるときは、自分でも真似できそうな実例をできるだけたくさん見て、その中から好みのものを組み合わせていくことが有効です。紙の書籍には一気に情報を斜め読みできるというメリットがありますので、庭づくりの計画を考えるときには是非参考にしてみてください。



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↓私が庭DIYや芝生管理で実際に使っている“おすすめ製品まとめ”はこちら↓

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