TM9芝張り後の成長記録@1ヵ月で芝生はどこまで育つのか

初めて芝生を張った後、毎日水やりしてるけどなかなか緑が増えてこない、と心配になっていませんか?

うちもTM9の芝張りをしたのですが、「同じ時期に芝張りした人の芝生はどれぐらい成長しているんだろう?」とか「自分の芝生のお手入れのやり方はこれでいいのかな?」とか色々不安になることがありました。

そんなときは、実際にTM9の芝張りをした人の記録を見るのが一番参考になりますよね。そこで、我が家のTM9が芝張り後どのように成長していくのか、その記録を残していきたいと思います。

また、どのようなお手入れを行ったのかも併せて紹介していきますので、これからTM9の芝張りに挑戦しようと考えている人も是非見ていってくださいね。TM9の芝張りについては以下の記事をご覧ください。

目次

はじめに

はじめに、成長記録の前提条件は以下の通りです。

芝生の品種TM9(省管理型の高麗芝 登録品種)
芝生の面積約5㎡(写真の範囲)
日照条件日の出から昼過ぎまで日向
地域関西地方の郊外住宅地
土壌かなりの粘土質

TM9って何?という方は、以下の記事で詳しく説明していますので、併せてご覧ください。

TM9芝張り後の成長記録@1ヵ月目

それでは早速、TM9芝張り後の成長記録を見ていきたいと思います。

<10日毎の成長記録>

10日毎の成長記録を見ると、芝張りから10日目の時点では芝生の状態に変化はほとんどありません。しかし、20日目の時点では徐々に芝生の芽吹きが始まっており、30日目の時点では緑がかなり広がっていることがわかります。

30日目の時点で、試しに芝生の葉っぱを軽く上に引っ張ってみたのですが、場所によっては少し持ち上がるような感覚がありました。芝生が完全に根付いたとは言えないものの、根付きつつある状態ですね。

今回は検証のために芝生を引っ張りましたが、本来は完全に根付くまで引っ張ったりしない方がいいです。せっかく新しく伸びた芝生の細い根っこが千切れてしまう可能性もあるのでご注意ください。

続いて、1日毎の成長記録と対象期間の気温推移を細かく見ていきたいと思います。

<1日毎の成長記録>

気温推移を見ると、3月16日に芝張りをした後に「寒の戻り」が来て気温の低い日が続きましたが、その後気温は上昇傾向に向かい、4月5日頃からはこの時期としてはかなり暖かい日が続いていたことがわかります。

この気温推移と芝生の状態推移を見比べると、最高気温が15℃以下の間は芝生の成長はほとんど見られず、最高気温が20℃を超えてくると芝生の成長が活発化してくるのではないかと考えられます。今回は芝張りをしたのが3月中旬と比較的早めの時期だったので、4月や5月に芝張りをした場合はもっと成長が早いはずです。

いずれにしても、芝生は芝張りから毎日一定のスピードで成長していくのではなく、気温や天候などの影響によって成長速度は左右されます。芝張りから1ヵ月が経つころには芝生もある程度根付いてくるので、芝張りから1~2週間で芝生の見た目がほとんど変わらないからといって不安になる必要はありません。

SNS上では芝張りから短期間で一気に成長している人や、まだ4月なのに全面緑の綺麗な芝生を作り上げている人を見かけることがありますよね。しかし、芝生の成長は環境によっても左右されるので、他人と比較して一喜一憂してもあまり意味はありません。自分の芝生を気長に信じてあげてくださいね。

TM9芝張り後のお手入れ@1ヵ月目

芝張りから1ヵ月目に行った芝生のお手入れとしては、芝生の上を踏まないように気を付ける(芝生を養生する)ことと、毎日水やりをしただけです。

芝生は出荷する際に根っこを短くカットされた状態で流通するため、芝生が根付くまでの間は毎日の水やりが欠かせません。芝生表面の砂(目土)の状態を確認して、前日の水やりや雨が降って湿っているようなら水やりしなくても大丈夫ですが、乾いているようであれば水やりが必要です。

3~4月頃に芝張りをする場合はそこまで気温が高くないため1~2日に1回の水やりが目安となります。5月以降の気温が高い時期に芝張りをする場合は毎日に朝夕2回の水やりが必要になることもあります。

ちなみに、芝生に早く成長して欲しいからといって、芝張り1ヵ月目から肥料をあげたり、除草剤や殺虫剤・殺菌剤などの薬剤を使用してはいけません。肥料や薬剤を使用するのは、芝張りから1ヵ月以上経って、芝生がしっかり根付いたことを確認してからで十分です。

また、芝張りから1ヵ月目は芝刈りをする必要もありません。芝生がしっかり根付いていない時期に芝刈り機を使用すると、芝生のマットが動いて根っこが千切れてしまう可能性があるので止めましょう。どうしても芝生の穂を刈りたければハサミを使って手作業で穂刈りしてもいいですが、あえてそこまでしなくても問題ありません。

ちゃんと土壌改良をしてから芝張りをしていれば、あとは毎日水やりだけしていれば芝生は根付きます。少なくとも、肥料をあげなければ育たないとか、芝刈りしないと成長しないということはありません。しかし、水やりだけはしないと枯れてしまう可能性があるので気を付けてください。

まとめ

芝張り後1ヵ月目の成長記録&お手入れのまとめです。

  1. 芝張りから約1ヵ月たてば芝生は根付いてくる
  2. 芝生の成長速度は毎日一定ではなく気温や環境にも左右される
  3. 最初の1ヵ月は毎日水やりする
  4. 水やり以外やらなくても芝生は育つ

芝張りしてから根付くまで水やりさえしていれば、芝生は滅多なことでは枯れませんので安心してくださいね。

次回:2ヵ月目までの成長記録はこちらです。



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