TM9芝張り後の成長記録@2ヵ月目の芝生はどれぐらい育つのか

芝生を張ってから1ヵ月が経ち2ヵ月目になると、目に見えて芝生の緑が増えてくる時期です。緑が増えてきたということは、芝生が根付いてくれたと思われるのでとりあえずは一安心ですね。

しかし、芝生の品種や庭の環境によって芝生の生育は異なるので、「同じ時期にTM9を張った人の芝生はどれぐらい成長しているんだろう?」とか気になりますよね。また、「TM9の穂が伸びてきたけど芝刈りはどうしたらいいんだろう?」と悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。

そんなときは、実際にTM9の芝張りをした人の記録を見るのが一番参考になりますよね。今回は、我が家のTM9が芝張りから2ヵ月目でどれぐらい成長したのか、実際に行った手入れの内容と併せて紹介していきます。

目次

TM9芝張り後の成長記録@前回までのおさらい

はじめに、芝張りから1ヵ月目の成長記録のおさらいです。

TM9芝張り1ヵ月目の成長記録

芝張りから気温の上昇とともに緑が増えはじめ、30日目の時点では緑がかなり広がってきました。この時点では、芝生が完全に根付いたとは言えないものの、根付きつつある状態でした。詳細については前回の記事をご覧ください。

TM9芝張り後の成長記録@2ヵ月目

それでは、TM9芝張りから2ヵ月目の成長記録を見ていきましょう。

<10日毎の成長記録>

30日目の時点では芝生の芽がまだ生え揃っておらずスカスカの状態でしたが、日を追う毎に芝生がどんどん成長している様子がわかります。60日目の時点では芝生の密度もかなり上がってきました。なお、詳細は後述しますが42日目(4/26)に最初の芝刈り(穂刈り)を行っています。

芝生の中央エリアの生育が比較的悪く、写真でも密度が低い状態であることがわかりますが、原因はよくわかりません。日照条件や土壌の条件は周囲と変わりませんし、水やりや養生も同じように行っているので、特に思い当たる節が無いんですよね。

芝生の苗の状態が悪かったのか、害虫や病気などの外的要因によるものか、他の要因があるのかどうかわかりませんが、幸い枯れることなく育ってはいるのでこのまま様子を見守りたいと思います。

続いて、1日毎の成長記録と対象期間の気温推移を細かく見ていきたいと思います。

<1日毎の成長記録>

4月下旬は平年より気温が高い日が多かったですが、5月に入ってからはなかなか気温が上がらず、平年並みかやや低めでの推移となっています。また、全体を通して雨の日が多く、日照量は不足しがちでした。

全体的に最高気温20~25℃前後で推移していましたので、芝生の成長速度に大きな波はなく、日々少しずつ成長している様子が伺えます。

これから最高気温が25~30℃を超えてくると成長速度も上がってくれるでしょうか。梅雨を迎えると雨の多さや日照量が減少する影響も気になるところですが、芝生の密度が上がって全体が緑で覆われるのを楽しみにしたいと思います。

TM9芝張り後のお手入れ@2ヵ月目

水やり

芝張りから2ヵ月目も基本的には毎日水やりを行いました。

芝生表面の砂(目土)の状態を確認して、前日の水やりや雨が降って湿っているようなら水やりしなくても大丈夫ですが、乾いているようであれば水やりが必要です。2ヵ月目ともなれば毎日の水やりは必要ないという意見もありますが、乾燥させて芝生にダメージを与えてしまうぐらいならば、最初の内だけでも多めに水やりした方が芝生は元気に育ちます。

うちは去年まで芝生への水やりの回数は少なめでしたが、そのやり方でうまく芝生が育ってきたわけではないので、今年は多めに水やりをしています。これが吉と出るか凶と出るかは経過を見ていきたいと思っています。

芝生の養生

芝張りから1ヵ月間は芝生を踏まないように養生していたのですが、ある程度は芝生が根付いてきたのと、子どもが庭で遊ぶときに不便なので、2ヵ月目に入ってからは芝生への立入制限をやめました。

子どもはたまに芝生の上を走っていますが、自分はまだなるべく踏まないように気を付けています。芝生の養生といっても全く踏んでは駄目というわけではないので、そこまで神経質にならなくても大きな問題は起きていません。

初めての芝刈り(穂刈り)

2ヵ月目に入ってTM9の穂がかなり伸びてきたので、芝生ばさみを使って1回目の芝刈り(穂刈り)を行いました。

芝生を刈り揃えると見た目はサッパリしてかなり綺麗になったように見えますね。

芝張りから2ヵ月目でこれぐらいの状態であれば、本来は無理に芝刈りをしなくても良いと思います。しかし、TM9の場合は芝生の穂を放置していると品種改良前の高麗芝に“先祖返り”してしまう可能性があるので、定期的に穂を刈り取る(穂刈り)必要があるんです。

穂刈りは通常の芝刈りと同じように芝刈り機を使ってすることができますが、うちはロータリー式の電動芝刈り機しか持っておらず、2ヵ月目の芝生に使用するのはまだ不安だったので芝生ばさみを使って手作業で刈りました。

芝生ばさみは芝生が根付いた後も、際刈り(キワ刈り)といって芝刈り機で刈れない障害物の近くや庭の端っこの芝生を刈る時に使用するので、芝生オーナーであれば1つは持っておいて損はありません。

私はドイツの老舗ガーデニングメーカー「GARDENA(ガルデナ)」の芝生ばさみを愛用しています。切れ味は抜群ですし、ザクザクした切り心地が何とも快適で、芝生のお手入れが楽しくなりますよ。それに色がお気に入りなんです。

ちなみに、今回は約5㎡ほどと狭い面積だったので芝生ばさみでも大丈夫でしたが、広い面積の場合は芝刈り機を使用しないとしんどいと思います。一般的には芝生がしっかり根付いたら芝刈り機を使用しても問題ないとされていますので、芝生の状態を見て判断してみてください。

植物成長調整剤「アルムグリーン」散布

植物成長調整剤「アルムグリーン」を散布しました。

アルムグリーンは国内で唯一、漢方生薬発酵熟成液で農水省の農薬登録を取得した農材です。植物生長調節剤として芝・バラ・イチゴに使用することができます。

天然成分により、芝の発根力を高め、成長を促進する効果があるとされています。

アルムグリーンは漢方薬ですので散布して直ぐ効果が表れるわけではなく、長期間継続使用することによって効果が期待できます。私は今年から初めて使用するのですが、芝生愛好家の間でも評価が高いものなので効果を楽しみにしています。

なお、芝生の肥料(化成肥料)についてはまだ使用していません。化成肥料は芝生がしっかり根付いてから使用した方が良いそうなので、3ヵ月目に入ってから使用する予定です。

まとめ

芝張り後2ヵ月目の成長記録&お手入れのまとめです。

  1. 芝張りから2ヵ月目には芝生はしっかり根付いてくる
    気温が高くなるにつれてどんどん成長していく
  2. 芝生が茶色いままの場合は水やりの量を増やしてみる
    それでも緑の芽が出ない場合は枯れてしまってるかも
  3. 毎日の水やりや養生は芝生がしっかり根付いてしまえば不要
    不安であれば2ヵ月目も毎日水やりする
  4. まだ焦って芝刈りをする必要はないが、
    TM9の場合は先祖返りを防ぐために穂刈りすること

芝生を張った時期にもよりますが、芝張りから2ヵ月が経つころにはかなり緑が広がっているはずです。場所によって生育がまばらで地面が見えていることもありますが、芝生が成長するにつれて埋まってくるので心配しなくても大丈夫です。

次回:3ヵ月目までの成長記録はこちらです。



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