TM9芝張り後の成長記録@6ヵ月目の芝生はどれぐらい育つのか

春シーズンに芝生を張って6ヵ月目は夏の終わりから秋にかけての季節の変わり目の時期です。お盆を過ぎるとだんだん秋の空気を感じるようになっていく一方で、まだまだ残暑が厳しい季節でもあります。芝張り一年目の若い芝生にとっては、まだまだ成長を続ける時期ですよ。

しかし、芝生の品種や庭の環境によって芝生の生育は異なるので、「同じ時期にTM9を張った人の芝生はどれぐらい成長しているんだろう?」と気になりますよね。また、「芝生がなかなか綺麗にならないけど、どうすればいいんだろう?」と悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。

そんなときは、実際にTM9の芝張りをした人の記録を見るのが一番参考になりますよね。今月もうちのTM9の様子を詳しく紹介していきますので、ちょっと覗いていってみてください。

目次

TM9芝張り後の成長記録@前回までのおさらい

はじめに、芝張りから5ヵ月目の成長記録のおさらいです。

5ヵ月目の芝生は、害虫被害(シバツトガ)の発生もあって芝生の密度があまり上がらず、全体的に良くなってはいるものの大きな変化はありませんでした。“3歩進んで2歩下がる”状態でもどかしい感じでしたが、殺虫剤の散布により被害の拡大は防ぐことができました。詳細については前回の記事をご覧ください。

TM9芝張り後の成長記録@6ヵ月目

それでは、TM9芝張りから6ヵ月目の成長記録を見ていきましょう。

<10日毎の成長記録>

6ヵ月目の芝生は、期待していた以上に芝生が順調に成長してくれました。

定例撮影の写真ではややわかりにくいですが、別アングルからの写真で見比べるとわかりやすいです。

8月中旬から9月上旬にかけての約1ヶ月間で、芝生の密度・葉色の濃さともに良くなりました。窓の反射光や私の影でちょっとわかりにくいかもしれませんが…

芝生が良くなった理由は、季節的な要因に加えて、病気・害虫の被害を抑えられたことが大きいと思います。

続いて、1日毎の成長記録と対象期間の気温推移を細かく見ていきたいと思います。

<1日毎の成長記録>

画像がない日は写真撮影漏れです

私が住んでいる関西地方では、8月下旬に一時的に涼しい日はありましたが、全体的に最高気温30度~35度前後の残暑が厳しい気候が続いています。

しかし、8月前半までのようにカラっと晴れる日は少なく、曇りがちの日が多く日照時間は例年よりやや少なめです。

このように9月に入ってからも暑い日が続いていることが、芝生がピークアウトせずに成長を続けている要因の一つになっていると思われます。

TM9芝張り後のお手入れ@6ヵ月目

それではここからは、うちの芝生で実際に行ってお手入れの内容を紹介します。

お盆が終われば芝生の管理も秋モードへと次第に移っていきますが、まだまだ残暑が厳しい時期ですので、芝生の様子をよく観察しながらお手入れをしていきましょう。

水やり

8月後半からは水やりの頻度が大幅に減りました。

その理由は、依然として残暑は厳しいものの、曇りがちの日が多く適度に雨も降ってくれているからです。

うちでは9月に入ってからは1度も水やりをしていませんが、芝生は問題無く成長しています。

ただし、適切な水やりの頻度はお住まいの地方や庭の環境によっても大きく異なりますので、芝生の様子をよく観察して判断するようにしてください。

芝生の水やりについては前回の記事で詳しく解説していますので、適切な水やりの頻度や一回あたりの散水量を知りたいという方はこちらをご覧ください。

芝刈り

芝刈りの頻度は前回と同じく週1回を目安に行っています。

成長が遅い品種のTM9ですが、芝草の“分げつ”を促すためにうちでは週1回を目安に芝刈りを継続しています。

一方、刈り高設定は前回まで20mmでしたが、今回は刈り高設定20mm→22.5mm→25mmと段階的に引き上げました。

刈り高設定を引き上げたのは、冬から来春に向けて備えることが目的です。なるべく芝丈を長めにすることで芝が光合成できる量を増やし、来春に向けてのエネルギーを蓄えてもらうことを期待しています。

ただでさえTM9は成長が遅い品種である上に、秋になると急に芝生が伸びなくなるため、9月に入ったらすぐに刈り高設定を引き上げました。しばらくは刈り高設定25mmで様子を見たいと思います。

ところで、芝生の品種がTM9の場合、9月から11月頃にかけて芝生の穂がたくさん出てきます。

この“穂”を放置すると、TM9は「先祖返り」といって品種改良前の高麗芝に戻ってしまうことが稀にあるため、定期的に刈り取りすることを強くおすすめします。この作業のことを「穂刈り」と言います。

「穂刈り」のやり方ですが、8~9月頃であれば芝刈り機でいつも通り芝刈りをするだけで、伸びた芝生の葉と一緒に穂も刈り取ることができます。2週間に1回以上の頻度で芝刈りできれば理想的ですね。

草抜き

真夏が終わって雑草のピークを越えたとはいえ、まだまだ芝生の草抜きが必要な季節です。

芝張り一年目にできる雑草対策は、ひたすら草を抜き続けることです。雑草は目地の部分や芝生がハゲて地面が剥き出しになっているところには特によく生えてきますが、雑草をそのままにしておくとその部分に芝生の匍匐茎が伸びて根を下ろすことができません。雑草をこまめに抜くことによって、徐々に綺麗な芝生になっていくのです。

なお、仮に除草剤を使うとしても9月はまだ残暑が厳しいので避けた方が良いでしょう。草抜きがめんどくさければ、芝刈り機で芝生と一緒に刈り込むだけでもOKですよ。

芝生の肥料の散布

9月頭に有機肥料のイデコンポガーデンEVを規定量散布しました。

目安として最高気温が30度を下回る時期になれば肥料を使っても良い時期です。念のため、気温の高い日中は避けて、夕方以降の涼しい時間帯に肥料を散布すると良いでしょう。

イデコンポガーデンはサッチの分解を促進するバチルス菌と良質な有機肥料が混合された芝生用肥料です。サッチの分解による透水性・通気性の向上、芝生が病気にかかりにくい環境づくり、じわじわと長く続く肥効が期待できます。

イデコンポガーデンは肥料の効果が表れるまで約2~3ヵ月かかります。9月にイデコンポガーデンを散布すると、ちょうど11月頃に効いてくるので止め肥えになるというわけです。

イデコンポガーデンはホームセンターなどでは販売されておらず、購入方法はネット通販限定となります。芝生愛好家の間でも非常に人気がある肥料の一つですが、ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻の影響などから肥料価格が高騰・供給が不安定になっており、最近までずっと在庫欠品が続いていました。

つい最近になって販売再開されましたが、今後も供給が不安定な状況が予想されるため、イデコンポガーデンを使ってみたいという方は在庫切れになる前に購入しておくことをおすすめします。

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なお、イデコンポガーデンの「ご使用の目安」は3年間です(未開封の場合)。化成肥料のようにいつまでも使えるわけではありませんので、買いだめはせずに必要な分だけ購入した方が良いでしょう。

殺虫剤の散布

8月下旬に害虫被害の兆候が少し見られたため、殺虫剤「バシレックス」を使用しました。

害虫の発生初期に殺虫剤を使用したことにより、害虫被害の広がりを抑えることができました。

やはり、芝生の様子を日々観察して、害虫の発生初期に殺虫剤を使用するのが一番効果的ですね。

実は、この殺虫剤は庭の柿の木についたカキノヘタムシガという害虫の対策として購入したものです。芝にも適用がある殺虫剤ですので、柿の木に散布するとき一緒に芝生にも散布しました。

バシレックスはBT剤といって、バチルス・チューリンゲンシスという細菌の一種(BT菌)を用いた微生物殺虫剤です。BT剤の特徴は、チョウやガの幼虫だけにピンポイントで効果を発揮することです。人を含めた哺乳類への安全性は高いのがメリットなので、農薬に対して心理的に抵抗があるという人でも使いやすいのではないでしょうか。

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一方、デメリットとしてはコガネムシの幼虫やシバオサゾウムシなど甲虫類には効果がないこと、チョウやガの幼虫であっても発生初期(若齢幼虫)に使用しないと効果が薄いということです。

また、殺虫剤は同じ種類のものばかりを使用していると、その薬に対して抵抗性を持った害虫が増えてしまい薬が効かなくなってしまうので、複数の種類の殺虫剤をローテーションして使用することが重要です。

うちで使用している殺虫剤は、メインがフルスウィング(ネオニコチノイド系)、サブがスミチオン(有機リン系)とバシレックス(BT剤)でローテーション・使い分けをしています。

特にフルスウィングは、BT剤が効かないコガネムシの幼虫やシバオサゾウムシにも効果てきめんなので、芝生にBT剤を使用するのであれば併せて購入しておくことをおすすめします。

殺菌剤の散布

今月は病害の兆候はなく、殺菌剤は使用しませんでした。

これから秋の台風シーズンで病害が増える季節なので、引き続き注意深く見守っていきたいと思います。

芝生に対する殺菌剤の使い方などは以下の記事にまとめてあります。

植物成長調整剤「アルムグリーン」定期散布

前回で植物成長調整剤「アルムグリーン」の1本目1Lを全て使い切り、今回から2本目を使っています。

アルムグリーンは国内で唯一、漢方生薬発酵熟成液で農水省の農薬登録を取得した農材です。植物生長調節剤として芝・バラ・イチゴに使用することができます。

天然成分により、芝の発根力を高め、成長を促進する効果があるとされています。

アルムグリーンは漢方薬ですので散布して直ぐ効果が表れるわけではなく、長期間継続使用することによって効果が期待できます。今年はアルムグリーン以外にも色々やっているので、どこまでアルムグリーンの効果なのかはわかりませんが、去年の芝生より調子が良いのは事実ですので今後も使用を継続していきたいと思います。

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まとめ

芝張り後6ヵ月目の成長記録&お手入れのまとめです。

  1. 9月とはいえまだまだ残暑が厳しい時期なので、
    芝生の様子をよく観察しながらお手入れすること
  2. TM9の穂を放置すると先祖返りの原因になるので、
    なるべく2週間に1回以上は芝刈り(穂刈り)をしよう
  3. 最高気温が30度を下回ってくれば肥料をまいてもOK
    夕方以降の涼しい時間帯にすること
  4. まだまだ害虫の動きは活発な時期
    秋になり雨が増えると病害も発生しやすくなるので、
    いずれも早期発見できるように芝生の様子をよく観察しよう

次回:7ヵ月目までの成長記録はこちらです。



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